電子証明書の不思議 (2019.3.31)


電子証明書を取得する方法の解説について、もう少し簡単にわかりやすくとの要望があったので、今回主に新入会会員向けに作り直すことにしました。

そこで、土地家屋調査士と司法書士の両方を作ってみて、気がついたことがあります。


一つは、電子証明書を申し込む際に、土地家屋調査士の方が必要な添付書類が多くてせからしいということ。

利用申込書に押印する印鑑は、土地家屋調査士は実印が必要ですが、司法書士は認印でいいです。

さらに、土地家屋調査士は、3ヶ月以内の住民票と印鑑証明書が必要です。


もう一つは、土地家屋調査士の方が、使用料が高いということ。

土地家屋調査士の電子証明書が現在税込10,000円もかかるのに、司法書士の方は税別6,600円(税込7,260円;消費税10%の場合)で済みます。

さらに、土地家屋調査士は先日値上げの通知がありました。

税込12,100円(消費税10%)。

値上げ後は、土地家屋調査士は司法書士の167%の使用料で電子証明書を利用することになります。

使用料のことを、日調連は発行「負担金」と言い、日司連は発行「手数料」といいますが、この呼び名の違いもなんとなくわかる気がします。


この差は一体何なのでしょう。

使用する会員の人数の差?

使用頻度の差?

それとも、日調連と日司連の○○の差?


不思議です。

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