寒中お見舞い申し上げます (2019.1.6)


「しばらくほったらかしにしていたこのホームページも、今年は少しずつ手を入れていくことになりそうです。」と年頭の挨拶に書いた去年の正月。

振り返ってみると、何も手を入れていませんし、何も書いていません。

平成30年度中に始まるといわれていた「資格者代理人方式」によるオンライン申請。

昨年は何の動きもありませんでした。

書くネタが無い。


ところで、昨年の11月、新しい定款認証制度が始まりました。

やっとネタを見つけたワタシは、年末年始にかけて、「電子定款の作り方」に手を入れることにしました。

もう暫くしたら、アップします。


さて、昨年を振り返ると、一昨年同様、復興事業とその関連事業に明け暮れた年でした。

復興事業では、法務局による「地図の街区単位修正作業」として、昨年の3月まで平成地区で、6月から12月まで光の森地区で、主に基準点測量をする作業を行い、微力ながらワタシもお手伝いすることができました。

関連事業では、熊本県土地家屋調査士会で平成28年熊本地震の記録誌を発行することになり、ワタシが所属する業務研修部を中心に、昨年の4月から編集作業に取りかり年末にやっと校了を迎えることができました。


記録誌は、今年の1月1日付けで発行されます。

そこで、ワタシも編集に携わっていますので、皆さんに少しだけ記録誌のことをお伝えします。

記録誌のタイトルは、「2016熊本地震『それぞれの未来(あした)へ』」といいます。

東日本大震災のあと、福島県、宮城県、岩手県の各土地家屋調査士会が合同で作成された記録誌「明日に向かって」のタイトルを意識し、その延長線上にある記録誌という位置づけでこの記録誌のタイトルを付けました。


作成のコンセプトは、「熊本地震を土地家屋調査士の目線で捉えること」であり、記事の内容は写真はもちろんのこと、報告あり、小論文あり、手記ありと多様にわたり、同じく被害に遭った大分会の記録も収録しています。

自分で言うのも何ですが、なかなかよくできています。


(画像をクリックするとPDFファイルの目次を開くことができます)

この記録誌は、1月下旬頃から全国の土地家屋調査士の皆さんに配布されます。

お手元に届きましたら、是非ご覧になってください。


皆さんにとって、今年がよい年でありますように、お祈りいたします。

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