Windows10 では、今回大きなアップデートがありました。
そして、案の定電子署名ができなくなってしまいました。
この症状は、昨年の10月にも発生し、対応方法をアップしたところです。
今回はそのときの記事をそのまま再利用したいと思います。
以下は、2016年10月30日の記事の再録です。
「登記・供託オンライン申請システム」のサイトを開きます。
「お知らせ」で、次の記事(平成28年10月19日のお知らせを検索してください)をクリックすると、
そうすると、次の記事が表示されますので、一通り目を通した後、[マイクロソフト社のリンク]をクリックします。
次のサイトが開きますので、画面を下げていき、
シナリオ1を表示します。
ここでは内容をよく読んでください。
そして、あなたのパソコンが32bitのWindows10なら、画面のように上の「SignedXml-ExternalReferences.reg 」を、
あなたのパソコンが64bitのWindows10なら、画面のように下の「SignedXml-ExternalReferences.Wow6432.reg 」をクリックします。
そうすると、画面下に次の表示が現れますので、[保存]をクリックします。
ダウンロードが終わると次の表示が現れますので、[フォルダーを開く]をクリックします。
エクスプローラが開きますので、ダウンロードした「SignedXml-ExternalReferences.reg」(または、「SignedXml-ExternalReferences.Wow6432.reg」)をダブルクリックします。
警告画面が出ますので、[実行]をクリック。
変更を許可するか聞いてきますので、[はい]をクリックします。
次の画面が出ますので、[はい]をクリック。
次の画面が出て、作業は終わりです。
必ず、再起動をしてください。
再起動後、申請用総合ソフトを再度開いて、電子署名をすると、
こんどは、うまくいきました。
このように、レジストリに変更を加えることにより電子署名はできるようになります。
ただ、Microsoftは同じページで、この変更によって、あなたのパソコンに一部脆弱性が生じると説明していますので、この点が少々気がかりです。
しかし、「登記・供託オンライン申請システム」サイトの次のメッセージにあるように、ウィルス対策ソフト等を使用して常に更新をしておけば、危険性は少なくなる−−「無くなる」のではないことが気がかりではありますが−−とのことですので、オンライン申請を続けたければ、今回の対応をせざるを得ません。
法務省は、いつまでこんな綱渡り的なことをやっているのでしょうか。