日調連のホームページのオンライン申請に関するページが、新しい電子証明書に対応するようにリニューアルされました。
そして、図らずも、日調連のオンライン申請に対する姿勢が見えてしまったと感じました。
「日調連は、申請書さえオンライン申請をしてくれれば、
それ以外の添付書類についてはどうでもいいと思っている」
司法書士業務では、どうにかして短縮したいと思っていた決済から登記申請書提出までのタイムラグを、オンライン申請をすることで短縮することができました。ですから、私はオンライン申請にたいへん感謝しています。
そして、土地家屋調査士の業務では、何10枚もの写真を貼り付けても印刷費がかからないPDFファイルの調査報告書や、スキャンされることで微妙に誤差の含まれたまま保存される紙の地積測量図を、TIFFファイルにすることでその心配が無くなることをありがたいと思います。
それに、特に土地家屋調査士の場合、申請書は勿論のこと、これらの添付書類までもオンラインで補正できること、また、申請書を始めとする添付書類を電子情報にすることで、簡単に整理・保存しておくことができるようになったことに、たいへん感謝しています。
ところで、次の画像は日調連のオンライン申請に関する新しいページです。
画面を下げていくと、次のような赤い文字が目に入ります。
私はあまのじゃくですので、これを見て、
と読んでしまいました。
もし日調連が、本当にオンライン申請を推進したいと考えているのなら、「これから先が重要ですよ。」とメッセージを送って欲しいと思います。
少なくとも、「ここで終了です。」という言葉はいただけません。
些細なことかもしれませんが、一会員のごまめの歯ぎしりでした。