前回、「いらいら。」でダウンロードの時間を延ばして欲しいと書きましたが、これはどうもワタシの勘違いのようですので、訂正をします。
「いなかの司法書士」さんのブログの3月5日付けの記事によると、「1時間」というのは「電子証明書のダウンロードが完全に行われ、 保存ボタンをクリックし、完了の表示が出てから1時間」ということのようです。
ひと安心です。
ワタシはまだ新しい電子証明書の通知を受け取っていませんが、このブログを読むといろんな方が不安を感じているようです。特にパソコンに詳しい方。
中には、セコムのダウンロードソフトは会員のパソコンに勝手に「隠しユーザアカウント」を作る違法なソフトだから、電子証明書をダウンロードしないという方もいます。
ワタシも、この「隠しユーザアカウント」が気になってしょうがない。
旧オンライン申請システムの環境設定の時、「ユーザアカウント」が全角文字で作ってあるパソコンでは、新たに半角文字でユーザアカウントを作り、その環境の中でオンライン申請システムの設定をしなければだめ」というのがありました。
ということは、ユーザアカウントというのはパソコンの中の「新たな環境」です。
勝手に断りもなく他人のパソコンに「新たな環境」を作り、アクセスできるのはパソコンの持ち主ではなくセコムだけというソフト。セコムのダウンロードソフトというのはそういうソフトのようです。
今のところ何の問題も起きていないようですが、知らないうちに自分のパソコンを覗かれているのではないだろうかという薄気味悪い感じがつきまといます。「まさか、何か悪さをしないよな。しかし、このソフトを作った社員がセコムを辞めた後・・・・。」
日司連は、不安を抱く会員に納得できるような説明をしてほしいものです。
それとも、説明できるほどの知識をお持ちでない?
福島原発が事故を起こしたときに、対応できるだけの知識を持った方がお上にいなかったのと同じ構造かな。
ところで、ワタシは以前、ファイル形式の行政書士電子証明書を使っていましたが、生の電子証明書をマイドキュメントにコピーし、そのまま使っていました。
そのときは、「電子証明書がコピーされて盗まれる」ことなど、それこそ「想定外」のことでしたし、たとえコピーされて盗まれたとしても、電子証明書のパスワードさえ管理していれば、何の問題もないはずです。
なのに、今回のこの騒動。
日司連は、こんなソフトを作ってまでして、電子証明書をコピーされることを何でこう極端に恐れるのでしょう。
そっか、大っきい事務所では、電子証明書とパスワードが同時に盗まれることも想定されるのかぁ。
だったら、ICカードのままにしておけばよかったのに。
そっか、大っきい事務所では、1枚のICカードを使い回しするのは、大変だけんね。