昨日、ある土地家屋調査士の方から、次のようなメールをいただきました。
「XML署名ツールをインストールして、デスクトップのアイコンを開こうとすると、
『プロシージャエントリポイント_JVM_Load System Library@4がダイナッミックリンクライブラリjvm.dllから見つかりませんでした。』
とのエラーコメントがでてしまいます。」
ワタシも初めての事象でよくわかりませんでしたので、とりあえず「jvm.dll」で検索してみたところ、次のサイトがヒットしました。
https://www.java.com/ja/download/help/error_mainclass.xml
ということは、質問された方のパソコンに、どうもJavaがインストールされていないためではないかと思われました。
ちなみに、日調連のXML署名ツールをダウンロードする場所に、 「XML署名ツールご利用の手引き」があり、
https://www.chosashi.or.jp/members_new/docs/ninsyo/xmlshomei-tebiki.doc
これを読んでみると、3ページの「2.1.2 ソフトウェア環境」に、「JRE 6 update 3以降」とあります。
これまで、全然意識をしていなかったのですが、「XML署名ツール」はJavaの環境で動いていたんですね。
早速、Javaをインストールすればいいのではないかと、返事のメールを差し上げたところ、今日「解決しました。」というメールをいただきました。
旧オンライン申請システムを利用していたパソコンでは、Javaのインストールは必須でしたので、意識することなくXML署名ツールの環境を作っていました。
新オンライン申請システムになって、申請用総合ソフトを使うだけなら、Javaは必要ありません。
しかし、XML署名ツールを使うなら、Javaが必要です。
どこまで行っても、Javaとは縁が切れないようです。
https://www.java.com/ja/download/
なお、旧オンライン申請システムを利用していない方は、セキュリティ面を考えると、Javaの自動更新をONにしていた方がいいようです。