Javaをお忘れ無く (2011.6.29)


昨日、ある土地家屋調査士の方から、次のようなメールをいただきました。

「XML署名ツールをインストールして、デスクトップのアイコンを開こうとすると、

『プロシージャエントリポイント_JVM_Load System Library@4がダイナッミックリンクライブラリjvm.dllから見つかりませんでした。』

とのエラーコメントがでてしまいます。」


ワタシも初めての事象でよくわかりませんでしたので、とりあえず「jvm.dll」で検索してみたところ、次のサイトがヒットしました。

 https://www.java.com/ja/download/help/error_mainclass.xml

ということは、質問された方のパソコンに、どうもJavaがインストールされていないためではないかと思われました。

ちなみに、日調連のXML署名ツールをダウンロードする場所に、 「XML署名ツールご利用の手引き」があり、

 https://www.chosashi.or.jp/members_new/docs/ninsyo/xmlshomei-tebiki.doc

これを読んでみると、3ページの「2.1.2 ソフトウェア環境」に、「JRE 6 update 3以降」とあります。

これまで、全然意識をしていなかったのですが、「XML署名ツール」はJavaの環境で動いていたんですね。

早速、Javaをインストールすればいいのではないかと、返事のメールを差し上げたところ、今日「解決しました。」というメールをいただきました。


旧オンライン申請システムを利用していたパソコンでは、Javaのインストールは必須でしたので、意識することなくXML署名ツールの環境を作っていました。

新オンライン申請システムになって、申請用総合ソフトを使うだけなら、Javaは必要ありません。

しかし、XML署名ツールを使うなら、Javaが必要です。

どこまで行っても、Javaとは縁が切れないようです。

 https://www.java.com/ja/download/

なお、旧オンライン申請システムを利用していない方は、セキュリティ面を考えると、Javaの自動更新をONにしていた方がいいようです。

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