先日(3月4日)に、申請用総合ソフトのバージョンアップがありました。
1.1A から 1.2A へのバージョンアップですからマイナーなものではありますが、今回のバージョンアップでは、法務省の対応の早さに驚いています。
ご存じの方も多いかと思いますが、変更内容は次の通りです。
−−− 改修内容及びバージョンアップの方法について(引用始め) −−−
(1) 登記申請書(表示に関する登記/権利に関する登記)について,登記申請書補助画面の地積又は床面積入力欄に「.(全角ピリオド)」を入力していた場合には,その画面を閉じる際に,「・(全角中点)」に変換する。
(2) 申請データの送信時にタイムアウトとなる時間を見直す。
(3) 申請用総合ソフトのアクセス先データフォルダ内に二重起動防止のための「ShinseiyoSogoSoft.lock」ファイルがあるときに申請用総合ソフトを起動すると表示されるメッセージについて,メッセージの内容を詳細化する。(全文はこちら)
−−− 改修内容及びバージョンアップの方法について(引用終わり) −−
(1)は、面積に使う小数点に「.(全角ピリオド)」を入力しても、自動的に「・(全角中点)」に変わるというものです。
まぁ、以前使っていた申請書作成支援ソフトでは自動的に変換されていましたので、当然といえば当然の修正です。
プレビュー画面で確認ができます。
(2)は、まだ経験したことがありませんのでよくわかりませんが、啓さんの掲示板では以前話題になっていました。
(3)は、「lock」ファイルがいたずらしてソフトが起動できないときのメッセージの変更です。
これまでの、「ソフトが既に起動しています。終了させてから再度起動してください。」という、訳のわからないメッセージから、次のような懇切丁寧なメッセージに変わりました。
しかし、このメッセージを見て、どのくらいの人がすぐに対応できるか疑問です。(たぶん、見ただけで嫌になって、読まないと思います。)
申請用総合ソフトの利用者は、パソコンの一般的な操作方法についても少し勉強が必要?
オンライン申請への道は、険しかなぁ。*1
*1 事前の対応策は、「 3.データのバックアップ 」をクリックして、3の「(2) ショートカットを作る」を、事後の対応は、「付録 ソフトが起動しないときの対応 」を参照してください。