| 前へ | 次へ |
最後に、申請物件の情報を入力します。
入力する方法には、「オンライン物件検索」を利用する方法と、キーボードから手入力する方法がありますが、今回は、手入力をしてみましょう。
では、始めましょう。
まず最初に書式の中の入力例で、必要のないものを削除します。
少し画面を下ろして、「不動産の表示」欄を出します。
例として、区分建物の物件欄が二つありますので、これらを削除します。
右端の［物件削除］をクリックすると、
確認画面が出ますので、［OK］をクリック。
物件欄が1つ消えます。
もう一度、右端の［物件削除］をクリックして、
確認画面で［OK］をクリックすると、
残りの物件欄も消えます。
これで、やっと申請物件の情報を入力する準備ができました。
しかし、何故最初からこういう必要のないものが入力されているのでしょうか。
もしかしたら、大都会では区分建物の売買や贈与が多いかもしれません。しかし、多くの司法書士が存在する地方では、むしろ区分建物に関する登記は少なくて、土地や一般建物の登記が多いでしょう。
土地や一般建物の物件が例にあがっているならそのまま利用することも可能でしょうが、このような無駄な例はいちいち削除しなければならず、申請書作成の邪魔になるばかりです。
申請用総合ソフトになっても、お節介は続くようです。
気を取り直して、［物件情報直接入力］をチェックすると、
次の画面になります。
土地の場合はこのままで、建物の場合は「追加する物件の種別」の［∨］をクリックして、建物を選択します。
今回は、不動産の一つ目は土地ですので、このまま［表示物件追加］をクリックすると、
下に「No1」という欄が現れます。
入力方法は、初期設定では「所在」を入力するようになっています。
「不動産番号」をクリックして、不動産番号を入力することもできます。
しかし、不動産番号から先に入力すると、その後所在・地番を入力したときに不動産番号が消えてしまいますので、このまま所在地番等を入力します。
今回の例では、「不動産番号」＋「所在・地番」ではなく、「所在・地番・地目・地積」を入力してみます。
［申請情報入力］をクリックします。
「登記申請書補助」の画面が出てきますので、
土地の表示を全角文字で入力します。
入力が終わり、［終了］をクリックすると、
元の画面に戻り、次のように表示されます。
これで、土地の入力は終わりました。
次に、建物の入力をしましょう。
「追加する物件の種別」の［∨］をクリックし、
「一般建物」をクリックします。
「追加する物件の種別」が「一般建物」に変わったことを確認して、［表示物件追加］をクリックすると、
さらに、「No2」という欄が追加されます。
［申請情報入力］をクリックすると、
「登記申請書補助」の画面が出てきますので、
建物の表示を、全角文字で入力します。
入力が終わり、［終了］をクリックすると、
元の画面に戻り、次のように表示されます。
これで、建物の入力は終わりました。
| 前へ | 次へ |