1.スリム化スキャンのやり方

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スリム化スキャンで、最初からサイズの小さいPDFファイルを作りましょう。

添付書類のうち、スキャナでスキャンして作ったPDFファイルは、注意しないととんでもない大きさになることがあります。

そこで、まず最初に、スキャンする際のスリム化についてお話しします。


1.解像度を下げる

スキャンの際の解像度を下げて、スキャンする方法です。

確認通知書のように10数ページある書面の場合、解像度を300dpiでスキャンすると、ファイルのサイズが2MB近くになることがあります。

これは、新オンライン申請システムではさほど問題になる大きさではありませんが、他の添付書類が多くなると必要になるテクニックです。

やってみましょう。


ところで、オンライン申請で送信するものは紙に書かれた添付書類ですので、それほど解像度を上げる必要はありません。

通常では、150dpi程度で充分です。

ですから、普段は150dpiでスキャンするように設定しておきましょう。

ただし、これでもサイズが大きくなる場合は解像度を下げなければなりませんが、最低でも100dpiは欲しいところです。これ以上解像度を落とすと、文字が読みにくくなります。

なお、当然のことですが、電子署名をしたPDFファイルについて添付書類をスキャンし直したときは、改めて電子署名をし直してください。

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2.用紙の模様を消す

最近の住民票や印鑑証明書は、偽造防止のためにいろいろな模様の入った用紙を使って交付されます。

これらをそのままスキャンすると、スキャン後のファイルが驚くほど大きくなります。

例えば、150dpi程度でスキャンしても、住民票1枚のサイズが1MB近くなることもあります。


このように住民票や印鑑証明書など、模様の入った用紙を使った添付書類のファイルのサイズが大きいときは、次のようにして小さくします。

  1. 住民票や印鑑証明書の原本を、用紙の模様が写らないように白黒コピーする。


  2. このコピーを、スキャンする。

そのときスキャナを、カラーでスキャンするように設定するときれいにできるようです。


3.スリム化の結果

確認通知書を150dpiでスキャンし、住民票を上の方法でスキャンし直した結果は、次の通りです。

確認通知書が半分の1MBに、住民票が3分の1の300KBにスリム化されました。

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