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パソコンの設定が終わったら、さっそく電子署名をしてみましょう。
ファイルタイプの電子証明書で電子署名をする普通の作業に加え、電子署名をする際に電子証明書を複合化し、その後再び暗号化して終わるという作業が増えますので、間違えないようにしてください。
慣れれば簡単な作業です。
では、やってみましょう。
法務省のアイコンをクリックして、
申請用総合ソフトを立ち上げます。
電子署名をする申請書をクリックして、目的の申請書が青く反転したら、
[署名付与]をクリックします。
次の画面が出ますので
真ん中の[ファイルで署名]をクリックします。
なお、[ICカードで署名]ボタンではありませんので、注意してください。
そうすると「電子証明書ファイルの選択」画面が出て、Cドライブが開きますので、
電子証明書が入ったフォルダをクリックします。
そうすると、次のように何も表示されません。
次に、「ファイルの種類」の右側の[V]をクリックして、
[すべてのファイル]をクリックします。
そうすると、暗号化された電子証明書が表示されますので、
これを右クリックして、
[複合化]をクリックします。
そうするとアタッシュケースが立ち上がりますので、
暗号化のときに設定したパスワードを入力して、
[複合化]をクリックします。
すぐに複合化は終わりますので、終わったら[閉じる]をクリックして、この画面だけを閉じます。
次の画面に変わりますが、この画面は開いたままで、次に進みます。
「電子証明書ファイルの選択」画面には、電子証明書(.p12)が表示されています。
続いて、電子証明書のファイルをクリックし、
[開く]をクリックすると、
電子証明書のパスワードを聞いてきますので、
パスワード(変更をしているときは、変更後のパスワード)を入力し、
[確定]をクリックします。
ICカードの時と違い、瞬時に電子署名が終わり、次の画面が出ます。
[OK]をクリックすると、
電子署名は終了です。
右上の「状態」の欄に、[署名付与完了]と表示されます。
[閉じる]をクリックして、
メイン画面に戻ります。
電子署名が終わったら、複合化した電子証明書ファイルを、再び暗号化しておきます。
開いたままになっているアタッシュケースの操作画面で、
[暗号化する]をクリックします。
「暗号化するファイルを開く」画面が現れ、電子証明書ファイルが表示されますので、
これをクリックして、
[開く]をクリックすると、
電子証明書ファイルは暗号化されます。
[閉じる]をクリック。
[閉じる]をクリック。
これで、電子署名は終わりです。
以上で、「通常フォルダ利用タイプ」のセキュリティ強化についての説明は終わりです。
でも、たぶん、ここまでする人はあまりいないでしょうね。(^_^;)
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