付録2 PINコードの変更(更新)

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土地家屋調査士の電子証明書には、司法書士のようにPINコードを変更するソフトが提供されていません。

ですから、嫌でもセコムが用意した複雑なPINコードを使わなければなりません。

・・・と、あきらめかけていたところ、北海道のNさんから、Acrobat Reader でPINコードが変更できることを教えていただきました。

早速試してみたところ、簡単な操作で変更できることがわかりましたので紹介します。


さて、日調連はPINコードを変更することを想定していないようで、PINコードを変更した電子証明書の動作検証は行っておらず、サポートの対象外のようです。

セキュリティ上、パスワード(PINコード)は時々変えたほうがいいといわれているこのご時世に、妙な取り扱いです。また、もしPINコードを変更したため動作がおかしくなるなら、それは電子証明書自体の欠陥ですので、そちらの方が問題でしょう。

万が一、PINコードを変更して電子署名ができなかったり、電子署名したPDFファイルがおかしくなったときは、PINコードを変更した電子証明書に、ダウンロードの際にDVDなどに保管している電子証明書の原本を上書きすれば、変更前のPINコードの電子証明書に戻ります。

また、同じ電子証明書を使っている司法書士電子証明書は、セコムからPINコードを変更するソフトが提供されており、PINコードを自由に変更して利用できますので、念のため。

なお、ワタシは今年(2025)に入って本格的にWindows11を使い始めましたので、これまでWindows7の画像で紹介していましたこの記事を、Windows11の画像で改めて紹介します。

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