6.2台のパソコンを使う場合

前へ 次へ

以上が、パソコン1台でオンライン申請をする場合の、データのバックアップと復元のやり方です。

もし、パソコンを2台使って、どちらからでもオンライン申請ができるようになっているときは、これまで説明したやり方に加え、2台のパソコンで交互にデータのバックアップができます。

なお、ここで説明する方法は、申請用総合ソフトのデータだけではなく、あなたがこれまで汗水流して作ってきたデータ、あるいは、これから墓に入るまで作り続けるであろう貴重なデータを残すための方法です。

もっとも、人に知られたくないような楽しいデータ(?)もあるでしょうから、あくまでも「仕事用」のデータに限った方が賢明かもしれません。

「じいさんは、熱心にパソコンに向かっとったばってん、仕事もせんでこんなもんを見ていたとかぁ。」

と、死んだ後で子や孫から言われないために・・・。(^_-)




1.2台のパソコンでオンライン申請ができる環境を作る

ワタシは、事務所と自宅のパソコンで、どちらからでもオンライン申請をすることができるようにしています。

例えば、事務所でオンライン申請をし、一日の仕事が終わった後USBメモリーにデータをコピーし、自宅に帰ってから自宅のパソコンに、データをコピーします。

自宅でオンライン申請をしたときは、逆に自宅のパソコンからUSBメモリーにデータをコピーし、事務所のパソコンにコピーをします。


2.2台のパソコンのデータを常に一致させる

データのコピーには、「RealSync」というバックアップ用のソフトを利用していますので、ワンクリックで作業は終わり、簡単2台のパソコンのデータを常に一致させることができます。

オンライン申請のデータだけではなく、仕事関係の更新されたデータは、すべてこのように交互にコピーをして、2台のパソコンのデータを常に一致させています。


3.2台のパソコンを使うメリット

こうすることで、どちらのパソコンからもオンラインで申請をすることができますし、補正をすることもできます。

そして、1台のパソコンが他の1台のパソコンのデータをバックアップすることも兼ねることになります。

また、2台のパソコンのデータを媒介するUSBメモリーは、これ自体が外部の記憶媒体となり、独立した保存先になります。

そして、最大のメリットは、バックアップデータを離れた場所に保存できるということです。一方が何らかの天変地変で壊れたとしても、離れた場所にデータがあるので大丈夫です。

もし、パソコンを2台以上業務に使っている方は、このようなやり方も検討してみてはいかがでしょうか。


4.最後に

壊れたデータは、元に戻ることはないと思った方がいいでしょう。

データの復元には多額の費用を要しますし、費用をかけても必ず元に戻るという保証はありません。

データの管理は、まさしく「自己責任」の世界そのものです。

このページのトップに戻る


前へ 次へ
| メニュー |