5.権利者、義務者の入力

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続いて、登記権利者と登記義務者に関する情報を入力します。

読み込んだ書式には、権利者欄が1つしかありませんので、新たに権利者欄を作る作業も必要です。


1.登記権利者の入力

まず、登記権利者の情報を入力します。

画面を下げて、「権利者」の欄を表示します。


申請用総合ソフトでは、売買や贈与の申請様式は、権利者欄も義務者欄も1人分ずつしかありありません。

ひな型の申請様式は、「必要なもの加える」よりも「不要なものを消す」ようにした方が使いやすいのですから、少なくとも権利者欄は2人分の共有の書式にしてもらいたいものです。

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(1) 一人目の入力

今回の例では、登記権利者が2人ですので、まず一人目を入力します。

書式では、ダミーの住所氏名が入力されていますので(代理人が使う書式には、こういう無駄なものは入力してほしくない。)、


これらの文字を削除し、

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一人目を、必ず全角文字で入力します。


持分を記載する必要がありますが、この書式には持分を記載する枠がありませんので、これを作る必要があります。

次のようにします。

[名義人情報追加]の左側の[V]をクリックし、

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出てきたメニューの[持分]をクリックします。


表示が「持分」に変わったことを確認して、

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[名義人情報追加]]をクリックすると、


「持分」の枠が現れます。

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この枠に贈与を受ける持分を入力します。


最後に、「登記識別情報通知書希望の有無」が、「登記所での交付を希望する*1になっていることを確認して、一人目の入力は終わりです。

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(2) 二人目の入力

引き続き、もう一人の登記権利者の情報を入力しましょう。

二人目を入力する欄がありませんので、次のようにして新しく作ります。

権利者の欄の左下にある[権利者追加]をクリックします。


そうすると、新しい欄が現れますので、

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先ほどと同じようにして、持分を記載する枠を作ります。

[名義人情報追加]の左側の[V]をクリックし、[持分]をクリックします。


表示が「持分」に変わったことを確認して、[名義人情報追加]]をクリックすると、

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「持分」の枠が現れ、二人目の入力欄が完成します。


必要事項を入力し、

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「登記識別情報通知書希望の有無」が、「登記所での交付を希望する*1になっていることを確認して、二人目の入力も終わりです。


これで、登記権利者の入力は終わりました。

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2.登記義務者の入力

次に、登記義務者の情報を入力します。

画面を下げて、「義務者」の欄を表示します。


ここにもダミーの住所氏名が入力されていますので、

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これらの文字を削除して、


登記義務者の表示を、必ず全角文字で入力します。


なお、「登記識別情報の提供の有無」については、「14.登記識別情報提供様式の作成・添付(順位番号の入力)」以降で、詳しく説明をします。

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*1 登記識別情報を郵送で受領する場合

登記識別情報を郵送で受領する場合は、右側の[V]をクリックして、


「送付の方法による交付を希望する」を選択して、


「送付の方法による交付を希望する」を入力します。


その場合は、申請人の欄に送付先を入力する箇所がありませんので、「その他の事項」欄に次のように入力するといいのではないかと思います。(実際に確認はしていません。)

なお、送付の場合、代理人の住所宛にすると、本人限定郵便で送付され、郵便局留め置きになりますので、やめたほうがいいでしょう。

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