一難去って、また一難 (2008.7.16)


今日、日調連から会へ通知があり、「らくらく」の不具合が直ったので日調連の「会員の広場」にアップしたとのこと。

それで会から、「誰か「らくらく」の動作を確認した上で、会員に連絡したいので・・・・」などという、恐ろしメールをいただきました。

ワタシに試せってか?


「7月22日にまたソフトの入れ替えがありますので、それへの対応を待って検討したいと思います。」

と逃げのメールを、会へ送信しました。

ご存じのとおり、7月22日から新しい申請書作成支援ソフトに変わります。

「らくらく」が、これに即対応できるか、ちょっと心配です。


「一難去ってまた一難」。


ところで、今回の申請書作成支援ソフトのバージョンアップですが、法務省が事前にソフトハウスにβ版を提供したりしましたので、ワタシは相当期待していました。

しかし、実際に使ってみると、基本的なものは何も変わっていませんでした。


主な変更点は、次の通りです。

1.表示登記の申請書の書式が、増えました。

今まで地目変更と建物滅失だけだったのが、今度は分筆、建物表題登記、建物構造床面積変更登記、などなど10種類に増えています。

ただ、一生に一度あるか無いかと思われる建物合体の申請書があるのに、普段よく申請する合筆や地積更正の申請書が見あたりません。

ん〜〜、地積更正はともかく、合筆の申請書は難しかけんねぇ・・・などと、一人合点合点しました。

この点、ワタシの書式の方が、数段使いやすい。(^_^)

おおっと、これも更新せんといかん。


2.権利登記の申請書の書式が、大幅に増えました。

今まで名義人表示変更、所有権移転、抵当権抹消など5種類だったものが、所有権保存や、抵当権設定、根抵当権設定、順位変更など、17種類に増えています。これは司法書士にとっては、大変ありがたいことでしょう。

ところで、なんと言っても一番目立つのは、「その他事項」欄に連絡先の電話番号を記載することが全ての申請書に追加されたことでしょう。確かに、オンライン申請では遠方に申請することが多くなりますから、連絡先の記載は必要かもしれません。

ワタシの書式にも、連絡先を追加することにしましょう。


3.登記識別情報提供様式を作成する際の伏せ字が、[*]から[●]になりました。

信じられないことですが、登記識別情報提供様式の作成で、使う側から見て変わったところは、ここだけです。

入力の面倒くささや、申請書作成部分との連携の無さなど、使い勝手の悪さは何も改良されていません。


以上のように、今回のバージョンアップは、書式が増えたことを除けば、期待した割には余りたいしたことは無かった、というのが正直な感想です。


それはさておき、オンライン申請システムのホームページに昨日の午後、今までも何度か見かけたことのあるメッセージが久しぶりに出ました。

「●【重要】JRE1.4.2_17に関する脆弱性について (平成20年7月15日)
法務省オンライン申請システム(以下当システムという。)においては、Sun icrosystems社のソフトウェアであるJava 2 Runtime Environment、(以下「JRE」という。)SE v1.4.2_17を利用しているところですが、本月10日、同社から、JRE1.4.2_17について、危険度の高い脆弱性がある旨が公表されました。・・・・」

また、JREの入れ替えです。


前回、JRE1.4.2_16からJRE1.4.2_17への入れ替えの際は、2週間ほどで対応できていますので、今回は7月末頃に入れ替えがありそうです。

果たして「らくらく」は、この入れ替えにも即対応できるのでしょうか?


「一難去って、また一難」です。


さて、こうやって次々に訪れる多くの難を、どうやって乗り越えましょうかね。




【追記】

次の画像は、建物表示登記の申請書を表示したものです。印刷した場合も変わりません。

明らかに、ソフトのバグですね。

登記所から、変な申請書を送るなと言われたら、みんなで「支援ソフトのバグだ。」と言いましょう。(^_^)

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