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Acrobat Reader のインストールが終わったら、電子証明書(ファイル形式)を使うことができるように、Acrobat Reader に電子証明書を設定します。
ところで、現在土地家屋調査士、司法書士、行政書士の三士業ともすべてファイル形式の電子証明書を使うようになりましたので、一つだけでなく複数の電子証明書を使う方も多いと思います。
ですから、これから先は、一つの電子証明書を使う場合と複数の電子証明書を使う場合に分けて、設定の仕方を説明します。
最初は、一つの場合です。
複数の電子証明書を使っている方は、ここをクリックして、先へ飛んでください。
ディスクトップにできた次のアイコンをダブルクリックします。
Acrobat Reader が立ち上がりますので、
[編集]をクリックして、
出てきたメニューの一番下の[環境設定]をクリックします。
次の画面が出てきますので、
左下の[署名]をクリックします。
次の画面が出てきますので、
右側の「ID と信頼済み証明書」の[詳細]をクリックすると、
次の画面が出てきますので、
[ID を追加]をクリックします。
次の画面が出てきますので、[次へ]をクリック。
次の画面が出てきますので、[参照]をクリック。
エクスプローラの画面が出てきますので、
電子証明書を保管しているフォルダを表示し、
目的の電子証明書をクリックして、
[開く]をクリックすると、
次の画面に戻ります。
目的の電子証明書が表示されていることを確認し、
パスワード(PINコード)を入力して、
[次へ]をクリックすると、
電子証明書の設定は終わりです。
[完了]をクリック。
元の画面に戻ります。
目的の電子証明書が表示されていることを確認し、
右上の[×]をクリックして画面を閉じると、
一つの電子証明書が設定されました。
[OK]をクリックして、画面を閉じます。
これで、いつでも電子署名ができるようになりました。
なお、土地家屋調査士は新しい電子証明書に変わって便利になりましたが、PINコードを変更することができません。また、セコムが用意したPINコードは複雑で、入力が面倒です。PINコードをセコムに握られていることも不安です。
それに比べ、司法書士の電子証明書の場合は、最初からPINコードを変更できるソフトが提供されていますので、自分の使いやすいPINコードに変えることができます。
土地家屋調査士の電子証明は司法書士の電子証明書よりも価格が高いのですが、この不便さの理由はいったい何なのでしょう。
セコムには、理由を説明してもらいたいものです。
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