6.紙の添付書類のPDFファイル化

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調査士報告方式では、紙の添付書類をすべてPDFファイルにします。

PDFファイルにするには、スキャナでスキャンします。

すでに、工事人の証明書や立会証明書などをPDFファイルにして申請情報に添付して送信している方もいると思いますが、やり方は同じです。


1.二つの注意事項

スキャンする際に、気を付けなければならないことが二つあります。

依命通知1の説明によると、スキャンする際に次の二つの事を守るようになっています。(2−(5))

(1) PDFファイルの解像度

・PDFファイルの解像度は,300dpiを目安として作成すること

ちなみに、ワタシのプリンターのスキャナ機能では初期設定が200dpiとなっていますので、設定をし直すことが必要なようです。

ただし、あくまでも目安ですので、鮮明に写るのであれば300dpiよりも解像度が低くてもいいのでは・・・と思います。

TIFFファイルなどと違い、解像度よりは「不鮮明でないこと」がより重要でしょう。

(2) 拡大・縮小の禁止

・添付書類は原寸のままスキャナで読み取ること

拡大したり縮小したりすることは認められません。

A4はA4のままでPDFファイルにするということです。

なお、神奈川県のHさんからいただいた日調連の理事からの情報によると、今後登記所ではA3サイズまでは対応できるようになるようですので、A3まではそのままのサイズで、A3を超えるサイズの図面などは分割してスキャンするようにということです。

確認済証に添付された図面もスキャンして添付することが想定されているのでしょうが、今までどおり確認済証を提出する方が、出す側にとっては楽なような気がします。

また、ページの順番を原本のとおりにすることや、表示方法を揃える(一つのファイルの中で各ページの方向を統一する)などの注意も必要なようです。


2.一つのフォルダに納める

スキャンして作成したPDFファイルやこの後説明する調査報告書のPDFファイル、あるいは図面ファイルなどは、申請ごとに一つのフォルダに納めるようにします。

こうすることで、PDFファイルに電子署名をしたり、申請書に添付書類を添付する作業がとても簡単になります。


3.電子署名をする

PDFファイルにした添付情報には、Acrobat Reader DC などの電子署名ソフトや、申請用総合ソフトでを使って、調査士の電子署名をします。

特に、申請用総合ソフトを使うと、複数のPDFファイルに一括署名ができますのでたいへん便利です。

電子署名の詳しいやり方は、「Acrobat Readerで電子署名」や「申請用総合ソフトで電子署名」を見てください。

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