1.必要なツール

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建物滅失のところで説明しましたように、電子化した調査報告書を添付するには、PDFファイルにするためのソフトや電子署名(PDF署名)をするためのプラグインソフトが必要でした。

地積測量図や建物図面の場合は、図面を電子化するためのソフトと、これに電子署名(XML署名)をするためのソフトが必要です。

次に、これらの説明をしましょう。


1.電子化するためのソフト

まず、地積測量図を電子化するためのソフトが必要です。

これには、XMLファイルを作成するソフトとTIFFファイルを作成するソフトがあります。

XMLファイルを作成するソフトとしては、市販の最新の測量ソフトや日調連提供の「XML土地所在図等作成ソフト」があります。

TIFFファイルを作成するソフトとしては、市販の測量ソフト(古いバージョンでもできます。)がありますが、「アクロバット(7以上)」や富士ゼロックスの「DocuWorks」を使ってもTIFFファイルを作ることができます。


2.電子署名(XML署名)をするためのソフト

電子化した地積測量図は、提出する際に電子署名をしなければなりません。

そのためのソフトが、「XML署名ツール」と呼ばれるソフトです。これも、日調連から無料で配布されています。

地積測量図や建物図面などの図面類は、他の電子情報と異なりPDF署名をすることはできませんので、注意が必要です。

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3.TIFFファイル確認用ビュアー

XMLファイルやTIFFファイルは、 法務省で決められた仕様 で作成しなければなりません。

そこで、TIFFファイルをチェックするためのソフトがあると、大変便利です。

富士ゼロックスの「TIFF Viewer 」を使うと、作成したTIFFファイルが法務省の仕様にあっているかをチェックすることができます。


なお、必要なツールに関しての詳しい説明は、「地積測量図に電子署名をしよう」を参考にしてください。

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