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7.半ライン申請ば、しようごたるばってん・・・。 2008.3.23更新

(住基カードを使う方は、 ここをクリック してください。)


前回まで5回にわたって、電子署名に必要なICカードに関連したことを説明してきました。

これで半ライン申請をするための設定がほぼ終わりました。

土地家屋調査士の方は、添付書類を送信する必要がありませんので、すぐに半ライン申請をすることができます。 ここをクリック して、「 ■■■■ 半ライン申請をやってみよう 」へ飛び、地目変更にチャレンジしてみてください。

司法書士の方は、登記原因証明情報をPDFファイルにして、申請書と一緒に送信しなければなりませんので、PDFファイルを作成するための環境作りという作業が残っています。今回はそのお話です。

もしどうしても、今半ライン申請をしたいというわがままなあなた。できます。名義人表示変更は登記原因証明情報を添付する必要はありませんので、 ここをクリック して、「 ■■■■ 半ライン申請をやってみよう 」へ飛び、やってみてください。

なおこの回は、インストールするソフトウエアはありませんので、画面を元の形に戻すか、全画面表示にして見てください。


■□□□ PDFファイルを作成するために必要なものは

PDFファイルを作成するためにはいくつかの方法がありますが、半ライン申請で必要なことは、紙の登記原因証明情報をPDFファイルという電子情報に変換するという作業です。

1.スキャナが必要です。

そのためには、スキャナと呼ばれる書面の情報を読み取る機械が必要です。

最近ではコピー機にスキャナ機能が付いたものもあり、安い機種から高い機種まで多種多様です。

ところで、半ライン申請で利用するときはあまり性能のいいものは必要ありません。

解像度が150dpi(1インチ幅の情報を150の点に分解して読み取る性能)ほどあれば十分です。もっとも、最近のスキャナはどれも数1000dpiの解像度がありますので、もし新しく購入する場合は安いもの(1万円前後)で十分です。


2.新しくスキャナを購入する場合

最近のスキャナは、初めからPDFファイルに変換する機能が付いています。

ですから、新しくスキャナを購入すれば、パソコンにつなぐだけで、すぐに登記原因証明情報をPDFファイルに変換することができます。ボタン一つでできるものもあるようで、楽ちんです。

電気店などで販売されているスキャナは、キャノンやエプソンなどが一般的ですが、どのメーカーのものでもかまいません。購入は、是非地元のお店でどうぞ。(^_^)

なお、スキャナはPDFファイルを作成することはできますが、次の第8回で説明する電子署名(PDF署名)をすることはできません。電子署名をするためには、■■□□で説明するPDF作成ソフトも必要になります。


3.すでにスキャナを持っている場合

残念ながら、古いスキャナにはPDFファイルに変換する機能が付いていないのが普通です。

ですから、あなたのパソコンにPDFファイルを作成するためのソフトウエアをインストールしなければなりません。

では次に、PDF作成ソフトについてのお話をしましょう。

■■□□ PDFファイルを作成するためのソフトウエアについて

PDFファイルを作成するためのソフトウエアには、アクロバットやskyPDF*1を始め数多くのソフトが市販され、又はフリーソフトとして提供されています。

では、半ライン申請で使用するPDF作成ソフトは、どんなソフトでもいいのでしょうか。

1.できれば、アクロバットやskyPDFなどを。

今後購入するPDFファイル作成ソフトは、PDF署名ができるものにしましょう。

司法書士や行政書士の業務に電子定款の作成認証がありますが、これにはPDFファイルに変換した定款に、PDF署名をして送信しなければなりません。

また、土地家屋調査士の場合は不動産登記令第13条の規定があり、紙の添付書類をPDFファイルに変換してこれにPDF署名をし、申請書と一緒に送信することができます。

PDF署名については次の回で少し詳しく説明しますが、このようにPDFファイルにPDF署名をする作業は、今後必ず必要になってきます。

ですから、半ライン申請のためにPDF作成ソフトをインストールするときも、後日電子定款作成などでも利用できるように、PDF署名をすることができるソフトをインストールしておきたいものです。

PDF署名ができるソフトとして、アクロバット(スタンダードかプロフェッショナル)やskyPDFなどがあります。

なお、アクロバットは、無料でダウンロードできるアドビリーダーとは違いますので、念のため。

アクロバット


2.アクロバットやskyPDFなどの購入について

以上のように、

は、アクロバットやskyPDFなどのソフトを別途購入してインストールしてください。

詳しくは、 ここをクリック して、「オンライン申請に必要なもの」を見てください。

*1 正式名は、SkyPDF Tools for Legal です。リーガル電子認証キットPROと組み合わせて使います。


■■■□ PDF作成ソフトでスキャンをしてみよう

ではこれから、キャノンの古いスキャナとskyPDFを使って、実際に紙の登記原因証明情報をPDFファイルにする作業をしてみましょう。

他のスキャナやアクロバットを使った場合も似たようなものでしょうから、とりあえず参考にしてください。

まず、紙の登記原因証明情報をスキャナにセットします。

もし登記原因証明情報のサイズがスキャナの読み取りできるサイズ(一般に市販されているものはA4までです。)よりも大きい場合は、コピー機を使って登記原因証明情報をA4に縮小コピーし、それをスキャナにセットします。

次に、skyPDFを立ち上げます。


メニューから[スキャナ]を選び、クリック。

次の画面で、[スキャン]をクリック。


スキャナの画面が出てきますので、登記原因証明情報をスキャナにセットして、[スキャン]をクリック。

スキャンされて、


2枚目が必要かどうか聞いてきますので、1枚の時は[終了]をクリックすると、


PDFファイルのできあがりです。


できたPDFファイルを申請人のフォルダに保存すれば終了です。

慣れれば簡単な作業です。

以上で、PDFファイルの作成に関するお話はおしまいです。

■■■■ 半ライン申請をやってみよう

さて、これであなたは、あなたのパソコンを使って半ライン申請をすることができる環境を手に入れました。

あとは実際にやってみることです。

あなたの手助けになるようにと、このホームページでは次のものを用意しています。

参考にして是非半ライン申請をやってみてください。

1.申請書式

実務でよく使う申請書の書式を用意しました。ここをクリック してください。


2.表示の登記のやり方

手始めに、地目変更のやり方を用意しました。 ここをクリック してください。

なお、半ライン申請をしていて起こる不具合(環境設定時を含む)について、愛媛会の永橋さんのサイトで対処方法が紹介されていますので 、 ここをクリック して、 是非参考にしてください。


3.権利の登記のやり方

半ライン申請に一番適している申請は、何といっても相続登記です。 ここをクリック してください。


幸運をお祈りします。


次は、PDFファイルに電子署名をするためのプラグインソフトの話です。


【更新履歴】

2008.04.10 不具合の対処方法について、愛媛会の永橋さんのサイトに勝手にリンクしました。
        永橋さん、ごめんなさい。m(_ _)m

2008.04.06 住基カードの説明に変えて、新たにPDFファイルの作成に関するお話を載せました。

2008.06.23 自己署名証明書の入れ替え作業に伴い、少し加筆修正しました。


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